幼児と言葉 ~幼児教育学科Webオープンキャンパス~


好きな絵本を見つけよう

こんにちは。

今回のミニ模擬授業では、幼児の言葉の世界を広げるために大切な「絵本」に興味を持ってもらいたいという内容です。

1年次前期「幼児と言葉」の授業では、言葉の楽しさや美しさを知って言葉の感覚を豊かにするために、児童文化財の中で特に「絵本」や「紙芝居」に毎時間たくさん出会うようにしています。

 

 

みなさんは、好きな「絵本」ありますか?

『とにかく絵が大好き、癒されます』

これは「おつきさまこんばんは」(林 明子作、福音館書店)の絵本が好きな学生の言葉です。

みなさんは、好きな「絵本」ありますか?これから見つける人もいるかもしれません。

 

見つかったら、“好き”の理由を少なくても3つは考えてみましょう。

①絵がかわいいからいつも林 明子さんの絵本に惹かれます
②小さい頃繰り返し読んでもらった本で、今も大切にしています
③子どもの目線が伝わってきて、心が温かくなります

そうして、あとから見返すと自分自身の好みの本の傾向、例えば、パステル調の優しい絵本が好きだとか笑いが多い本が好きだとかいうことがわかってきます。

あなたの素直な感覚が大切です。
絵を見てほっとする、絵をみて想像してみる、何かおもしろい部分をみつける・・・
お気に入りの絵本を楽しむことで心が豊かになります。世界が広がります。

 

授業では「絵本ノート」を作ります。

本の題名、作者名、出版社、最後に読んだ感想やオススメ度などを加えます。
こうして絵本に関する知識をつけていきます。好きな絵本を紹介する時間もあります。

 

「絵本」の言葉を声に出して読んでみよう

言葉は声に出してみるととても素敵になります。大きくなると目で文字を読むことができますが、幼児はまだ言葉を目で追って読むことは難しい年齢です。絵をみながら、大人の読む声を聴いて、想像を広げます。

そばにいる大人の声で読んであげることがとても大切なことなのです。

 

 

2年次には、子育てサロンで読み聞かせをします。
こうした場で実践するために、学生同士で絵本を紹介しながらお互いに読み合いをします。

「絵本」に関心を持って頂けましたか?授業では「紙芝居」も選んだり、読んで演じたりします。

絵本はいつも出会いがあり、入り込める楽しさがあります。

みなさんも、ぜひ体験してみてくださいね。

 
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