幼児と造形 ~幼児教育学科Webオープンキャンパス~


素材の特徴で遊ぶ

こんにちは。
造形表現の分野を担当する立崎です。

おりがみという素材は、他に道具がなくても、折って楽しむことができます。

それ以外にも、破って形を変えて楽しむことができますし、何枚か並べて入れ替えて色を楽しむこともできます。
道具があればノリで貼ってちぎり絵もできるでしょう。

おりがみはたくさんの色が一緒に入っています。
おりがみを選ぶときには、「なに味のおりがみがいいかな?」と子ども達に問いかけるのもいいかもしれません。

あかはいちご?それともマグロ味??きいろはれもん味、みどりはほうれん草?あおはなに味がいいかな。
色遊びの教材としてのおりがみも面白いです。
小さな子どもと一緒に遊ぶときは、折るよりもたくさんの色を並べてお話する造形あそびが良いかもしれません。

また、おりがみは紙の素材です。
はさみで切ることができますし、のりで貼れます。手でにぎると丸まって、広げると面白い跡がつきます。水に入れたらぐちゃぐちゃになります。

袋から出すと正方形ですが、短冊の形や三角形に切っておいておくと子ども達の使い方も変化します。

おりがみには他にどんな特徴があるでしょうか。
また、おりがみに似て、たくさん色がある色鉛筆の特徴は?
おりがみと一緒で紙素材である新聞紙はどんな面白い特徴があるでしょうか??

造形あそびは、何かを作るだけではなくその素材の特徴で遊びつくす・楽しみつくすこともゴールです。
もし気に入ったものができなくても、遊びつくしておりがみが散乱した机の上にはきっとカラフルで美しい遊びの跡があります。

素材の特徴で遊んでみてください。

 

♦おりがみあそびの様子は、幼児教育学科のInstagramにて公開中!

 


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