教養科目「女性学」ゲスト講師に、ぎふ・ぱすぽーとの雪齋さんをお迎えしました

8月21日(金) 本学教養科目「女性学」のゲスト講師に、LGBTs集いと支援の場 ぎふぱすぽーとの共同代表 雪齋さんをお迎えしました。
 
この授業は全学科の1年生が毎年50名程受講する教養科目で、女性に関する様々なテーマについて、専任教員(総合教育センター)を中心に、学内外から各分野の専門家を招いて行われます。
 
本年度は、4学科の専任教員と、学外からは大垣市在住の女性史研究家度会さち子先生(女性の人権の歴史)、岐阜市女性センター河合覚子先生(男女共同参画社会とDVについて)をゲスト講師に迎えました。
 
今回登場していただいた雪齋さんはトランスジェンダー女性で、当事者としての立場から「性の多様性」について話してくださいました。
 
学生たちはLGBT関する知識は既に授業で得ていたものの、目の前にいる当事者から聞く現状に改めて理解を深めた様子でした。授業後の感想にも、身近なこととして捉え直したという意見や、性的少数者のために自分にできることは何かを自らに問いかける姿などがありました。

例年この授業では、授業のテーマについて4学科混成の小グループで意見交流を行う機会があり、学科の枠を越えて様々な考え方に触れる貴重な場となっています。
 
今年度はコロナウイルス感染拡大防止のため対面での話し合いができませんが、インターネットのクラウドサービス(Slido)を用いて各自の意見をプロジェクタに映し出して共有したり、選択肢を提示してみんなで投票を行ったりして、3密を避けながらも受講生同士での交流のできる授業が行われました。

 

◎授業の様子が8月22日(土)岐阜新聞に掲載されました!

岐阜新聞社提供

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