7/1(木)デザイン美術学科「メディア概論」 客員教授 川村順一先生の講義が行われます
様々なゲーム開発に携わった川村順一客員教授が、デザイン美術学科を象徴する「メディア概論」の講義を行います。
川村 順一 大垣女子短期大学客員教授
プロフィール:
早稲田大学法学部を卒業後、株式会社ナムコ時代にビジュアルデザインプロデューサーとして「鉄拳」シリーズや「ソウルエッジ」「太鼓の達人」「塊魂」等を手掛ける。
文化庁メディア芸術祭の企画展のプロデューサーを務めたことを機に、各種イベントのプロデュースや審査に関わり、2007年よりASIAGRAPH(アジアグラフ)のプロデューサーとして、アジア地域のデジタルアートの交流に努める。
メッセージ:
みなさんは、「ワニワニパニック」や、「鉄拳」「太鼓の達人」「塊魂」をご存知ですか。
私は、これらのゲームの開発に携わりました。開発当時は、予想もしていませんでしたが、どのゲームも30年近く経ち、今も遊ばれ続けています。
ビデオゲームは、マンガ、アニメ、映画といったコンテンツ同様、しっかりと社会に定着した文化と言えます。
同時に、コンテンツ業界は、インターネット環境の著しい向上や、世界で40億台以上も普及しているスマートフォンなどの携帯型機器の急速な性能の向上によって劇的に変わりつつあります。
「メディア概論」という授業では、単なる理論ではなく“実践的な知識”をみなさんに学んでいただきたいと考え、映画やマンガ、アニメ、ゲームなどのコンテンツ業界で活躍するプロデューサーやディレクター、コンテンツを扱う会社の経営者などをゲスト講師として迎え、授業を行います。
今は、「古い考えに縛られた“慣性”よりも創造力豊かな“感性”」を求めています。
若いみなさんには、絵を描く技術とともに、クリエイターとしての能力を有効に生かすための“知恵”を修得して、変化していく社会を逞しく生き抜いていただきたいと思います。
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