大垣女子短期大学で夢を叶え
社会で活躍する先輩にインタビューしました
2022年デザイン美術学科卒業
〈ゲーム・CGコース〉
ビデオゲーム業界に興味を持つきっかけとなったゲームを制作した会社に就職し、背景モデラーとして働いています。私が就職活動をする中で感じたことは、自発的な活動が自分の強みにつながるということ。少しでも「面白い!」「もっと知りたい!」と感じたことは自主的にやってみたり、調べたりすることが大切だと思います。その点、大垣女子短大では学生が利用できるさまざまな機材や授業外でも親身になってサポートしてくださる先生方など、意欲ある学生が夢を叶えるための環境が整っています。2年間という時間は短く、できることも限られていますが、自分から諦めさえしなければ何とかなるはず。自主性を持って頑張ってください!
2007年デザイン美術学科卒業
〈マンガコース〉
卒業後、徳間書店発行の雑誌「COMICリュウ」でデビューし、現在はリイド社が運営するWebマンガサイト「トーチweb」にて「自転車屋さんの高橋くん」を連載中です。私は高校の進路決定時に大垣女子短大のマンガコースの存在を知り、「現役のマンガ家が先生なら夢が叶えられる!」と感じて入学しました。在学中は毎日が刺激的で楽しくて、学んだ全てが今に生きていると実感しています。先生との距離が近く、作品制作過程で困ったときには親身になって対応してくださるのをはじめ、研修で出版社に作品を持ち込む経験ができたり、漫画界の巨匠を招いた講演会に参加できたりと、夢を叶えるための材料が大垣女子短大にはたくさん揃っていると思います。
連載中の「自転車屋さんの高橋くん」。恋愛初心者のアラサーOLと自転車屋さんの年下ヤンキー、不器用なふたりの恋愛を描くラブストーリーです。
2020年デザイン美術学科卒業
〈コミックイラストレーションコース〉
販売促進ツールなどの制作・販売を手掛ける会社で、アニメグッズやおみやげ品のデザインを担当しています。もともと学生時代は事務職としての就職を考えており、デザイン業界に進むつもりはありませんでした。しかし、キャリア支援課の方から、「好きなイラストやデザインを生かせる仕事も探してみたら?」とアドバイスをいただいたことをきっかけに、現在の職場を見つけました。基礎的なデッサンやデザインソフトの使い方など、さまざまな分野を一通り学んだ経験が、いざこの業界に身を置くことになったときに大きな利点となりました。結果的に、大好きなアニメ業界にも関わることができ、働くことに幸せを感じる毎日です。
左:地元下呂金山のおみやげもののパッケージをデザインしました。
中央:フードロス対策として販売している穀物せんべいのデザインも担当。
右:下呂のおみやげが購入できる通販サイト。他の社員との共同作業で制作しました。
2006年デザイン美術学科卒業
〈マンガコース〉
現在、小学館から発行されている「cheese!」という雑誌で、「ねぇ先生、知らないの?」という作品を隔月連載しているほか、デジタル雑誌「&FLOWER」にも月1で連載しています。マンガ家は、小学生の頃からの夢。時間があればマンガを描き、高校生の時には雑誌に投稿していましたが、全て自己流でした。進路を決める時期に大垣女子短大にマンガコースがあるのを知り、入学。マンガの基礎知識、技術を確実にモノにすることで、マンガに厚みが増し、完成度がグッと高くなりました。それに、信頼できる先生方と出会えたのも大きな収穫でした。卒業後も先生に仕事の相談をしたり、アシスタントを紹介していただいたり、とてもお世話になっています。
代表作「ねぇ先生、知らないの?」TVドラマ化もされました。◆毎日放送「ドラマ特区」枠にて、2019年12月から全6話が放送。
2012年デザイン美術学科卒業
〈コミックイラストレーションコース〉
絵を描くことやモノづくりが好きで、高校はデザイン工学科を選択。知識や技術をさらに深めるため、大垣女子短大に進学しました。今はグラフィックデザイナーとしてリーフレットやポスター、冊子、パッケージのデザインのほか、カットイラスト制作など幅広い業務を任せてもらっています。私の強みの一つが、イラストが描けること。デザイナーでもイラストを描ける人は少数のため、私の大きな武器になっています。これは在学中にイラストに関するさまざまなことを学び、デッサンで基礎技術を固められた結果です。おかげで今、お客さまの要望に応えるイラストを描けていますし、自分にしかできない仕事を呼び込むことができています。
左:勤め先の会社案内です。大勢のスタッフが協力して仕事に取り組んでいます。
中央:パッケージ印刷のサンプル。さまざまな特殊加工の特徴がわかるようにデザイン。
右:自作のイラスト。タッチ見本としてお客さまへの提案に用いられます。