(2023年度入学生 教育課程)
短期大学での学びのもととなる知識、技能やコミュニケーション方法、さらに社会人に求められる望ましい勤労観・職業観を身につけるための科目群です。総合短期大学ならではの科目も配置しており、専門分野の枠を越えた幅広い教養を身につけ、医療人として、人として大切なことを学び、豊かな人間性を育みます。
歯科衛生の専門性を高めていくための基礎となる分野で「人体の構造と機能」、「歯・口腔の構造と機能」、「疾病の成り立ち及び回復過程の促進」、「歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み」の4つの領域で構成されており、これらの基本的な知識を修得します。
歯科衛生士として人々の健康づくりを支援するために、保健医療人としての基本的態度や論理的思考力を修得します。また、全身の健康状態や疾患を把握するための医療情報、歯科疾患の診断、治療法及び歯科衛生業務の実施に必要な検査の意義と関連などを理解します。
歯科衛生士の主な業務である「歯科予防処置論」、「歯科保健指導論」、「歯科診療補助論」からなる分野です。
歯科予防処置論 | 歯・口腔の疾患を予防するためのさまざまな知識・技術を学びます。 |
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歯科保健指導論 | 正しい生活習慣やセルフケアを実行するための専門的な支援法(指導)を学びます。 |
歯科診療補助論 | チーム医療における歯科衛生士の役割を理解し、専門的な歯科医療の補助に関する知識、技術及びさまざまなライフステージの患者に配慮した対応を学びます。 |
臨床・臨地実習では、実際に歯科医療の現場に立ち、授業で得た知識をどのように生かすのかを学ぶと同時に、協働するスタッフや口腔ケアの対象者など、さまざまな人々との関わりを通して歯科衛生士の役割を理解し、実践的な対応力を身につけます。
地域住民のための歯科医療を学びます。患者の状況から診療の流れまで歯科医療全般の理解を深めます。
対象:乳幼児期~老年期、
障がい児・者
歯科口腔外科での実習を行います。入院患者や手術前後の口腔ケア、あるいは難抜歯や全身疾患を持つ人などへの対応を学びます。
対象:胎児期(妊婦)~老年期、
障がい児・者、周術期患者
遊びや食事をともにしながら、乳幼児期の成長・発達を学びます。食育やお口に関する絵本の読み聞かせ、昼食後の歯磨き介助や指導をします。
対象:乳幼児期
授業形式で先生となって、小学生に歯や口の大切さ、学年に合った歯磨きの方法などを指導します。
対象:学童期
生徒一人ひとりに対して保健指導を行います。初対面の生徒と上手くコミュニケーションをとりながら、すぐに生かせる口腔ケア方法をアドバイスします。
対象:青年期
主にデイケアで実習を行います。利用者の口腔ケアプランを立て、多職種が行うリハビリにも参加します。
対象:老年期
主に10か月児、1歳6か月児、3歳児を対象とした健診に参加し、成長に合わせた指導や、子どもの発育について学びます。
対象:乳幼児期
女性の心身の特徴や社会・文化の中での位置づけなどを、各学科の専門分野や心理学的視点から捉え、学内外の講師によるオムニバス形式で学びます。
人の思考方法やものの見方、性格や行動などさまざまな側面から心の仕組みを解き明かします。毎日の学修や人間関係にすぐに生かせるヒントがたくさん学べます。
短期大学での学びのもととなる知識、技能やコミュニケーション方法、さらに社会人に求められる望ましい勤労観・職業観を身につけるための授業です。全学科共通プログラムのほか、各学科の特性に合わせた内容が充実しています。
4つの学科それぞれの特徴を生かした、大垣女子短期大学ならではの授業です。自分の専門以外の分野についても学び、幅広い視野を持つことができます。