教養科目「女性学」の授業でゲスト講師の雪齋さん(ぎふ・ぱすぽーと共同代表)とグループワークを行いました。
7月14日(金)と21日(金)の教養科目「女性学」に、ぎふ・ぱすぽーと共同代表の雪齋さんがゲスト講師として来てくださいました。
授業では、トランスジェンダー女性としてのこれまでの経験や、LGBTQ理解のための自治体等への働きかけ、当事者が直面する困難さなどについて話されました。また、学生たちがLGBT理解増進法について調べてきたことや自分の考えを発表するグループワークも行い、雪齋さんも各グループを回って学生たちと直接話したり質問に答えたりしてくださいました。LGBTQ関連の法律や判例に対する考えを問うグループもあれば、日ごろのおしゃれやメイクについて尋ねるグループもあり、当事者の視点や生の声から様々なことを感じ取ることのできる貴重な場となりました。
女性学の授業は、女性に関連する様々なテーマを本学の各分野の専任教員や各方面で活躍する外部の方々をゲスト講師に迎えて行われています。令和5年度には雪齋さんの他に、女性史研究家の度会さち子さんにも女性の人権の歴史についてお話しいただきました。