保育者養成校にはどんな違いがあるの?
自分にピッタリの学校を
見つけよう!
私にピッタリの学校って
どこなんだろう?
保育者養成校にはさまざまな種類があります。
資格を取得するだけではなく、自分の目指す保育者像に近づくためには、
自分にピッタリの学校を選ぶことがとても大切です!
まずはどんな学校があるのか知るところから始めましょう!
それぞれの違いって?
保育者になるための3つの入口!
- 四年制
大学 - 短期大学
- 専門学校
保育者養成校には四年制大学・短期大学・専門学校という3つの種類があります。
専門学校では、資格取得を中心に、短期大学や四年制大学では、加えて教養科目を学びます。
ここでは、保育者になるためのルートとして一般的な、短期大学について詳しくご紹介します!
短期大学には2年制、3部制、3年制があります。
それぞれの特長をしっかり理解して、自分にピッタリの学校を見つけましょう!
短期大学
『2年制』『3部制』『3年制』
卒業までのスケジュール
※横にスクロールしてください
- ※あくまでも例となります。
学校によって実習時期、内容は異なります。
2年制課程の学校
保育者になるための最短ルートです。
2年間で資格取得に必要な知識や技術を学び、その合間に実習も行うため、スケジュールが過密になりがちです。就職活動の準備も1年生からスタートします。
1年でも早く現場に出たい人にオススメ!
3部制の学校
2年制で学ぶ内容と同じ内容を、3年かけて学びます。そのため授業は午前中のみ。
実習が始まると、忙しくなることもあります。
働きながら資格を取得したい人にオススメ!
3年制課程の学校
質の高い保育者を目指すため、1年間のプラスαの学びがあります。また、現場で学ぶ機会も多く、より多くの知識と技術をじっくり時間をかけてしっかり学ぶことができます。
経験を積んで、実践力と自信を持って現場に出たい人にオススメ!
現場の保育者に聞いてみました!
学生時代に身に付けておくべき力、
学んでおいた方が良いことって?
保育者歴 2年
山田さん
実際に働き始めてから
困ったことはありますか?
実際に現場に出てから困ったことの一つが保護者対応でした。
育児の相談を受けることもあり、普段から子どもたち一人ひとりの様子を把握しておくことはもちろん、幅広い知識を身につけておかなければ対応ができないと実感しました。
だからこそ、学生のうちから子どもだけでなく保護者の方ともコミュニケーションをとるように心がけたり、自分から意識して話しかけてみたりをするだけでも、現場に出たときの対応力が違うと思います!
Point
保育の現場で対応が難しいと感じることについて、「保護者への対応」が最も多い回答です。
学生のうちに子どもと関わるだけでなく、保護者の方との関わり方も学べる学校を選びましょう。
保育者歴 30年
伊藤 園長
学生時代に身につけておくべき
力を教えてください
コミュニケーション力です。
園では、子ども・保護者・同僚と密な関わりが必要です。
多様な考え方をもった保護者や、自分の思いをうまく言葉で伝えることができない園児のしぐさや行動から、相手の思いに寄り添い、「相手の話を聴く」「相手の立場にたって考える」「相手に意思を伝える」ことが必要です。
困ったときは一人で悩まず相談することも、とても大切ですよ。
学生時代に
経験しておくと良いことは?
知識はもちろん大切ですが、「ものを作る」「歌をうたう」「体を動かす」「自然と関わる」「野菜を育てる」「料理をする」「芸術鑑賞」など、さまざまなことに興味をもって、生きるために必要なことやワクワクドキドキ心躍ることをたくさん経験してください。子どもの思いに共感することで、遊びを楽しくしていくことができます。
子どもは、好奇心、探求心に満ちた魅力ある人に憧れます!
他にも、「手遊び」「ゲーム」「体操」など技術的なことをたくさん知っておくと、とても便利です。
子どもたちが笑顔いっぱいに花開きますよ!
Point
採用する保育士に求める技術・知識は、「コミュニケーション能力」が最も多い回答です。
保育の現場では、保護者の方や同僚の方とも密に関わります。学生のうちに現場に多く出て、色んな方と関わる機会を作れる学校を選びましょう。
学生のうちに多くの経験を積んで
実践力を養おう
保育現場では、コミュニケーション力に加え、幅広い知識や技術が求められます!
現場に出た瞬間から、子どもたちはあなたを1人の先生として頼ってくれます。その思いに応えるには、学生時代に現場でどれだけ実践力を磨けるかにかかっています!
こんなあなたは、
3年制課程の学校がピッタリです!
- 多くの経験を積んで、
実践力と自信を身につけたい - 質の高い保育で、
子どもたち一人ひとりに寄り添いたい - 子どもや保護者と信頼関係を築きたい
- 保育の引き出しをたくさん持って、
子どもたちの好奇心に応えたい
3年間、じっくり時間をかけてしっかり学び、
本物のチカラを持った『保育のプロフェッショナル』を目指しませんか?